良い文章を書くコツは、ターゲットを明確に決めることです。
あなたが想いを伝えたい相手はどんな人ですか?
もしもパッと答えられないのなら、まだ文章を書き始めてはいけません。
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ターゲット/読者を知れば文書内容が決まる

ターゲット/読者を決めるのは、書く文章の内容を絞るためです。
例えば「ランチに使えるお店を紹介する」目的でコンテンツを作成するとします。
男性と女性では、求めているものが違うはずです。
- 男性「お洒落な雰囲気」よりも「値段」「量」の重視?
→いきなりステーキを紹介しよう - 女性「値段」「量」よりも「お洒落な雰囲気」を重視?
→詳しくないので調べる必要あり
こんなふうに、ターゲットを絞っていけば、自分なりの仮説をたてることができ、情報を絞っていくことができます。
もしも知らなければ、そこから探せばいいのです。
メリットがないと人は惹き付けられない

そもそも人間は、究極的に自分にしか興味がありません。
ノーベル文学賞候補で、戦後日本文学界を代表する作家の一人・三島由紀夫は、次のように述べています。
“世の中の人間は、みんな自分勝手な目的へ向かって邁進しており、他人に関心を持つのは よほど例外的だ、とわかったときに、はじめてあなたの書く手紙にはいきいきとした力がそなわり、人の心をゆすぶる手紙が書けるようになるのです。”(p221)「三島由紀夫レター教室」三島由紀夫著 ちくま文庫
「あなたが思っているほど、他人はあなたに興味がありません。」ということです。
しかし、例外があります。
自分の利益になると思ったときです。
相手が何を「利益」と考えているか知るためにも、ターゲット/読者は必ず設定しましょう。
ペルソナ(仮面)を設定する

ターゲットを絞っていく時に使える考え方が「ペルソナ」です。
ペルソナとは、古典劇で役者が用いた「仮面」のことです。
心理学者ユングが「人間の外的側面」と規定しました。社会的な役割を考え他人に見せる顔とも言い換えることができます。
あなたの想いを伝えたい相手は、男性でしょうか。それとも女性でしょうか。
年齢は何歳くらいでしょうか。住んでいる場所はどこでしょうか。どんな職業についているでしょうか。結婚はしているでしょうか。
- 性別→男性
- 年齢→20代
- 住所→東京
- 職業→カメラマン
- 家族構成→3人家族、未婚
このように、あなたが思いつく限りの項目を挙げ書き込んでいきます。
しかし、会ったこともない人を想定して書き込んでいくのは現実的に厳しいです。
最初のうちは、ある特定の人物、例えば、父親や母親、兄弟、友達など、あなたの身の回りの方たちの情報を書き込み練習するのがよいでしょう。
まとめ
良い文章を書くコツは、ターゲットを明確に決めること。
理由は2つ。
- コンテンツ内容を決めるため
- 相手の利益を知るため
以上でしたー!
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