小説家・村上春樹の代表作『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の海外版の表紙を担当した若手写真家、武田陽介さんによる、暗室ワークショップに参加してきました!
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『写ルンです』を暗室でモノクロプリントへ
講師の武田陽介さんは、1982年愛知県生まれの現代写真家。
荒木経惟、森山大道など日本を代表する作家が所属する、タカ・イシイギャラリーの若手人気作家です。
今回のワークショップのテーマは「光と影」
写ルンですで撮影した写真のネガをつかって、世界で1枚だけのモノクロプリント写真をつくりました!
写真の選定
まずは、写ルンですで撮影したカラー写真を机に並べます。
選定が終了、こちらの機械で作業を始めます。
ラボ内が真っ暗に!暗室作業へ
焼き付ける時間を調整し、ネガから印紙へ。
焼き付いたら、次の順番でプリント用の液体にひたします。
- 現像液
- 停止液
- 定着液
タイマーで90秒セットし現像液へ。停止液と定着液は、短めでした。
完成!!
かっこい!!
写真は、ぼくの故郷・岐阜の家から中学校までの通学路です。
感想/暗室ワークショップを受けてみて
今回のワークショップが、暗室初体験でした。
限定3名、一から丁寧に教えてくれるので初心者の自分でも「こうやってモノクロ写真ってできるんだ!」と楽しむことができました。
薄明かりのなか、自分が撮影した写真が、浮かび上がってくる瞬間の喜び!!
何ものにも代えがたい感動の体験です。
京都・三条の泊まれる写真ラボ「トルボット」
ワークショップの開催場所は、京都・三条の泊まれる写真ラボ「トルボット」です!
オーナーは、細江英公、今坂庸二朗、五木田智央、ヨーガン・アクセルバル、井田幸昌などをコレクションするニューヨーク在住のコレクター。
アート関係者との交友関係が広く、川内倫子のトークショーがおこなわれたりしてます。
宿内には、さきほど紹介した作家の他にも、杉本博司、寺山修司、森山大道、大森準平など、人気作家のレアアイテムが満載!
写真が好き、アートに興味がある方は、ぜったいおもしろいので、ぜひ泊まってみてください!
泊まれる写真ラボ「トルボット」
〒604-8375
京都府京都市中京区西ノ京池ノ内町1−2
TEL 080-7085-0102
talbotkyoto@gmaill.com