富山県発祥「ケロリン桶」を使用したアート作品展『ケロリンミュージアム』が、東京都足立区北千住の銭湯・タカラ湯にて開催されました!
気になる、当日の様子をレポートします!
前衛芸術家リチャード・ケロリーンによるケロリン桶のアート作品が展示!その名もケロリンミュージアム
今回の企画は、株式会社北日本新聞社(本社: 富山県富山市)が、富山県を銭湯で盛り上げる「富山×銭湯PROJECT」第2弾として開催されました。
会場となった銭湯・タカラ湯には、前衛芸術家リチャード・ケロリーン(1914~1998)が制作した、富山県発祥の「ケロリン桶」を使用した40点以上のアート作品が展示されました。
前衛芸術家リチャード・ケロリーン
リチャード・ケロリーン(1914~1998)本名リチャード・ケロル・ケロリーン。ロンドン三大財閥ケロリーン家の末裔。
1914年10月10日にロンドンリバプールで生まれ、8歳の頃、父親と世界一周旅行で訪れた富山県の銭湯でケロリン桶と出会い、ケロリン桶の虜に。
61歳で日本に来日。富山を拠点に20万点のケロリン作品を残す。死ぬ間際に残した言葉は「ケロリンケロリン、ケロケロリン」
ケロリンミュージアム内展示の様子
会場に到着すると、なんと満員で入場規制!しばらく待って、ようやく入館。
館内に入るとまず、入場PASSが手渡されました。
そして、入り口から、展示会場へ入ります。
最高傑作!ケロリンピラミッド
会場に入るとまず、目に飛び込んできたのは、のケロリン桶で制作されたピラミッド!
2024個ものケロリン桶が使用されたケロリーンの最高傑作です。
作品を見た人たちは「ケロリンピラミッド!wwウケるwww」と、ニヤニヤしながら写真を撮影していました。
ケロリンタワー
続いて、さらに奥に進むと見えてきたのが、ケロリン桶を積み上げたケロリンタワー。
4m以上はあろうかという巨大タワーで、圧巻です!
しかし、「ただケロリン桶を積み上げただけ」と全く評価されず、この作品を作って以降、作品制作の方向性に迷うことになったとかw
ケロリンの絵画・版画・パンツ
会場内には、ケロリンの絵画、版画、パンツ(!?)なども展示されていました。
シュールケロリズム(SUR-KEROLISM)
数ある作品の中でも、異彩を放っていたのが「シュールケロリズム」の作品たち。
第一次世界大戦後に流行した人間の無意識などに意識を向けて作品を制作する芸術運動、シュールレアリズム(超現実主義)をもじったものです。
富山の海の上方から、覗き込むようにこちらに現れるケロリン。
崖の上から、こちらをうかがう2つのケロリン。
まさに、シュールの極みですw
ケロリンミュージアム・引きで見た感じ
ケロリンミュージアムに行ってみた感想
会場内には子供たちがたくさんいて、「かわいい〜」と言っていたのが印象的でした。
ぼくも、あだ名が「ケロリン」なので、ケロリンが、こんなにも人気なことに驚き!とっても嬉しかったです。
リチャード・ケロリンという架空の芸術家を作ることで、ただのケロリン桶がシュールなアート作品に生まれ変わるのが面白かった!
2日間限定のイベントで、期間が短いのが残念だったのですが、次回があれば、またぜひ見てみたいと思いました!
ありがとう、ケロリン!