ニューヨーク在住の現代アートコレクターの先輩の誘いで、アートバーゼル香港2017に行ってきました。
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アートバーゼル香港とは
アートバーゼル香港は、世界34カ国から241軒の現代アートギャラリーが集結する世界最大規模の現代美術アートフェアです。
ガゴシアンギャラリー、PACEギャラリー、ギャラリーペロタンなど、アメリカ、ヨーロッパの世界一流ギャラリーはもちろん、
日本からは、現代美術家・村上隆のカイカイキキギャラリー、村上隆のかつてのパートナー小山登美夫の小山登美夫ギャラリー、ミヅマアートギャラリー、山本現代などが出展しています。
会場は、香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)です。
アートバーゼル会場内の様子





バスキア、ピカソ、マティスなど世界の有名芸術家のマスターピースや、




村上隆、奈良美智、大竹伸朗、五木田智央など日本人も作家も展示されていました。


こちらは、ドバイから出展されたギャラリーなのですが、中国・上海からのギャラリーと共に、西洋文化とまた違った質感の作品で個人的に興味深かったです。
初アートバーゼル香港の感想






アートバーゼル香港は、アートフェア東京などに比べて、審査も厳しく、出展料が高いらしく、経済的にも豊かな世界トップクラスのギャラリーしか出展することがきません。
世界の現代アートの流行とともにトップの基準を知れて良かったです。
しかし、アートバーゼルは、スイスのバーゼルやアメリカのマイアミで開催されるものの方が、香港の数倍の良いという話を聞きました。
来年はアートバーゼルマイアミも行けるように今から予定を調整したいです。
さいごに
アートバーゼル香港期間中は、走っている路面電車や、高層ビルの電光掲示板に広告が表示されたりと、街一体がアートの活気に包まれます。
また、たまたま行ったバーで、2019年には香港に建設中の美術館「M+ミュージアム」のキュレーターにたまたま出会って話ができたりと、アート作品を見る以外にも、アート関係者との思わぬ繋がりができたりします。
日本から香港までは、飛行機もLCCを使えば往復で3万円以下、入場料も1万円もしません。
現代アートに興味がある人、特にこれからアーティストを目指そうとしている作家志望の学生は、ぜひ来るべきだと思いました。
追記(2018/02/18)
アートバーゼル香港2018の日程が分かりました。こちらです。
会期:3月29日〜31日
会場:香港コンベンション&エキシビションセンター
住所:1 Expo Dr, Wan Chai, 香港
開館時間:29日 13:00〜19:00、30日 13:00〜20:00、31日 11:00〜18:00