今回は、フィリピンのバコロドの一般人家庭にホームステイ中に遭遇したトラブル、困った事を紹介します。
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水道が止まり手洗いで洗濯する家政婦ミミ

滞在初日、友人のシャーリーに「 この家、水でないから。」と告げられました。
水が出ないってどういう事!?お湯が出なくてホットシャワーが浴びれないという話ならアジア旅行者によく聞くけれど、水も出ないって一体!?
どうやら、数日前に水を出すタンクが故障したと。
そして、メンドクサイから修理するつもりもしばらく無いと。
水が出ないということは、シャワーが使えないだけでなく、当然、水道水も出ない。トイレの水も流れない、洗濯もできない、歯磨きもできない。
えええええええ!!!
今日からどうやって暮らしていけばいいのだろう。っていうか、修理しない理由が「メンドクサイ」って一体どういうこと!?全く理解ができないよ!!どうしよう!!思わず頭を抱えました。そんなぼくの姿を見てシャーリーは怪訝な顔で
「桶に水を汲めばいいじゃん。」
と言ったのです。
どうやら、家の中では水が出ないけれど、屋外にある蛇口からはかろうじて水が出るらしい。そこから桶に水を汲んで、それを使ってシャワーを浴びたり、トイレを流したりすればいいと。
もう仕方が無いと腹をくくり、それで生活を始めました。だけど、いかんせん、メンドクサイ。
シャワーを浴びる為だけに、30分ほども待たなければならない。トイレも同じく。どう考えても、修理する方が遥かに楽な気がしてなりませんでした。
そんな事を丁寧に説明してみるも「何でそんな必死になってるの?ハハハ」と全く相手にされず、ついには諦めました。
別に緊急に今スグやらなきゃいけない事が在る訳も無いのに、ぼくは一体何をそんなに焦っているのかと。最終的に彼女らと同じ大抵のことは「ま、いっか。」と思える境地に達したのです。
さすがに、暴風雨の影響で停電し、電気も水道も使えなくなった時には「もうダメだ。笑」と思いましたが。
今考えると、水道が使えないことに困ったと言うよりも、フィリピン人の寛大すぎる精神に困ったというのが正しいかもしれません。