ニューヨーク、ブライアントパークで女性ビジネスマンと話す

ニューヨーク旅行記 56日目

8月28日(水)

あ。油断するとすぐに寝まくってしまう。

僕はもしかしたら、睡眠中毒なのかもしれない。

アル中とかヤク中の人は「現実を見たくないから」そういうモノに依存すると言われている。

それと同じように、僕の場合は、睡眠という方法で、現実から逃げているのではないか。

お酒はあんまり飲めないし、クスリもやらないから。睡眠って、いちばん金かかんないし。

うーむ。たしかに、起きた時に何にもしたくない。もっと寝ていたい。と感じている。完全に現実逃避のパターンじゃないか。うーむ。現実かあ。

現代アートギャラリー街チェルシーへ

シャワーを浴びて、地下鉄へ。

少ししか時間はないけど、行かないよりはマシなので、現代アートギャラリー街チェルシーへ向う。

ほとんどのギャラリー、入れ替えで閉まっている。たまたま開いてたギャラリーに入る。小さい人形たちが壁に設置されている。近寄ると、センサーが感知してお辞儀をしだす。

盲目的に権威に従う大衆たちを皮肉った作品らしい。おもしろい。あ。でも、写真撮り忘れた。

18時、ギャラリー閉まる。

近くのニューヨークバーガーというハンバーガーショップで、グリルチキンのハンバーガーを食べる。うーん。

ニューヨーク公立図書館へ移動。

日記を書く。

ブライアントパークで、ニューヨークで化粧品ビジネスしている同い年の女の子と話す。

全然違う。どうしてこの子はこんなにも情熱的に振舞えるのだろう。

10年後のビジョンもしっかり持っている。

「子どもが二人いて、プールのまわりを歩いている。」「家はアメリカと日本にあって、いつでも世界中にいけるだけの余裕を持っている。」と。

すごい。

夢を叶えるために、努力もしている。と目ヂカラも半端ない。

すごい。僕と間反対だわ。

すべて成り行き生きてきた。ニューヨーク行きたいと思ったら、ニューヨークにこれた。別にこれないならそれもまた人生。とか半ば諦めていた。

これといって努力もした覚えもない。やりたくないことは徹底的に逃げてきた。それすらも徹底的ではなかった気がする。逃げれんもんは逃げれんで。みたいな

僕の根底には、どーせ死ぬ。というどうしよもない諦めがある。

彼女からは、なんとしてでも生きるんだ!という物凄いエネルギーが感じられる。この違いはなんだろう。

すごい。

ニューヨークまで来て逃げ腰になっている自分の弱さ

僕が自衛隊に入ろう。とか考えている理由には、もう細かいことを考えてたくない。言われることだけ、はいはい、うなづいている方が、自分の頭を使ってあれこれ考えるよりもはるかに楽だ。という気持ちが隠れている。

軍隊では、個人の意見は尊重されない。突撃!と命令された時には、自分の意思とは関係なくそれに従わなければいけない。じゃないと軍隊として成り立たない。個人の自由はないけれど、ある意味では楽だといえる。自分で考えなくていいから。

僕は、中学高校と、学校システムの自由のなさ、ある意味では軍隊的なところに嫌気がさして、何となく自由な感じがする芸術の道へと進んだ。

けれど、自由っていうのは、持て余す。何をしていいのかわからない。自由を!とか言ってみて、まがりなりにもそれらしきものが手に入った時に、あれ。どうしたらいいんだろう。となってしまう。そしてまた、軍隊的なものへ戻ろうとしている。

なにごとも経験とか何とかいいながら。今まさにそれな気がする。自分で考えることを放棄すると何が起こるのか。別に何も起こらない。

だけどどうだろう。

僕が今まで憧れてきた人たちは、どういう風に振舞って生きてきただろううか。憧れの人たちが、今の僕をみたらどう感じるだろうか。

それに、そんな豚みたいな考えで、過去の自分に顔向けができるのだろうか。間借りなりにも、将来のために生き続けてくれた、過去の自分たちに。

どうだろう。

変わるのって、メンドクサイこと

いや、なんだかんだ言ったって、僕はとても図々しいので、平気な顔して「よっつ!」とか言っちゃうんだろうなあ。なんか気分が優れなくて!とか何とか言ってとんだ豚野郎じゃないか。いやいや、豚野郎ですけど何か?

ほんと、変わるのって、メンドクサイことだなあ。何より、自分をどう説得すればいいのかサッパリ分からない。尻が重すぎる。痛い目みなきゃ分からないんだろうなあ、きっと。

なんだかよく分かんないけど、悔しい

どうして彼女はそこまで熱く夢を語れるのだろう。そして、どうして僕は、夢がないのだろう。それの何が悪いのかというと、別に何にも悪くはないんだけどなんだろう、やっぱ。

うーん。

タダ乗りしている気がする。色々なものに。与えてもらうものだけ与えてもらって、誰にもパスしていない。あああああ。どうすればいいのだ!だだだ!

まあ、なんだかよく分かんないけど、悔しいぜ!

宿に戻り、シャワーを浴びて、「辺境ラジオ」を聴きながら就寝。

ABOUTこの記事をかいた人

現代アート好きドローンライター。日中英で影響力を持つ人物になるべく瞬発力を鍛える日々です。岐阜出身、大阪芸大卒。フィリピンで英語習得後、助成金を得て渡米、NYで修行しました。執筆実績:LIG,グノシー,DRONE MEDIAなど