ニューヨークファッション工科大学(FIT)大学院留学キャンパス見学

ニューヨーク旅行記 37日目

8月8日(木)

なんだか、いつもより早く起きれた気がする。
とても気分がいい朝、ではない昼。

シャワーを浴びて、ヨーグルトを食べる。

夜シャワー浴びたのに、朝もシャワー浴びる必要あるんか、と疑問に思う。

そいえば、脳科学者・澤口俊之さんが朝のシャワーはフェロモン的なものが無くなるから、絶対にやめといた方がいい。とか言っていた気がする。

ううう、どうしたらいいのだろう。いやいや、好きなようにしたらええやん。あ

ニューヨークファッション工科大学(FIT)大学院へ

ニューヨークファッション工科大学(FIT)の大学院へ行く。

「アートマネジメント学びたいならここに行くといいよ。」と、この前行ったギャラリーの女の子に教えてもらった。

守衛さんに「何だ。」「っていうか誰だ。」「IDを見せろ。」と散々怪しまれながら、なんとかして学科のパンフレットをもらうことに成功。

アートマーケティング学科のことで何か聞きたい事があったら、いつでもここにメールしてください。と丁寧に教えてもらう。

そいえば、ニューヨークの人って、意外に優しい。

都会だから、もっと東京みたいに殺伐としていると思っていたのだけど、狭い通路ですれ違う時にはほぼ必ず「エクスキューズミー」と言うし、ちょっとぶつかったら「ソーリー」と言う。
ちょっとドアを開けてあげたり、電車で席を譲ったりすると「サンキュー」と言われる。
逆にドアを開けてもらったりした時にお礼を言うと「ユーアーウェルカム」と言ってもらえる。

カオスではあるけれども、色んな人種がいるぶん、何を考えている人がいるか分かんないし、ある一定のマナーというかなんというか、自分達が気分良く生きるたに必要なことを自然に行っている気がする。

パンフレットの中身をみる。

いかに卒業生が活躍しているかが、活躍する為のエッセンスが学べるかが書いてある。

ふと、「あれ、芸術って、そもそも、学校で学べるものだろうか。」と疑問に思う。

そんなん、人によるだろ。と即、答えがでる。あ

先生について、少しづづ能力を伸ばす子もいるし、
一人でどんどん勉強をすすめることができる子もいる。

芸術大学に行って学んだことって何だ。すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる

じゃあ、僕が芸術大学に行って学んだことって何だろう。

あんまり何にも学んでない気がする。

寝てばっかいたし。あああ
でも、楽しかったから、まあいいや。
いやいや、言葉にできちゃうような簡単なことは学んでないんだよ。よよよ。とか言い訳したりなんかして

でも、自分分を弁護するようでアホだけど、それって、相当あたっているような気がする。
「大学でこんなことを学びました!こんな事ができます!こんな風に役に立てます!」っていうような言葉にできちゃうような事って
すぐに消えて無くなっちゃうような気がする。
だって、そんなすぐに役に立つものって、すぐに役に立たなくなっちゃうような気がするじゃん。とか思うのだけれど。どうだろう。これもまた、人によるのだろうか。いや、人によるだろうよ。よよよ

そんなことを考えながら、外へ出る。

一緒に出たお姉さんが、土砂降りの雨を見て「なんて素敵な一日なの!」とキレ気味に言う。

アフリカ出身、16人姉妹、14人兄弟の末っ子、黒人女性と話す

たまたま入ったオーガニック食品店で、店員の黒人の女の子に話しかけられて30分くらい話す。

アフリカ出身、16人姉妹、14人兄弟の末っ子らしい。
ニューヨークには、1年前に来て、今は看護師になる為の学校に通っている。
もともとフランス語が話せて、こっちに来て半年で英語もしゃべれるようになった。
イスラム教徒でお父さんの嫁は4人。
親戚が世界各国にいるから、いつでもどこでも行けるらしい。

グローバルに生きるって、グローバルに活躍できる能力があるって事も大切だけど、どこに行ってもとりあえず心やすらぐ場所がある、頼れる人がいるってことも実力と同じくらい重要だなあと感じる。

「あなた女が好きなんでしょ?イスラム教徒になったら、4人の奥さんもらえるわよ。」
と言われて、ちょっとだけ、イスラム教徒になろうかと考えてニヤニヤする。
考えが見抜かれたのかすぐに
「いい?1人の奥さんがいるという事は、1つの問題があると言う事よ?」「4人の奥さんがいるということは。。。」「どういう事か分かるわね?」
と言われ、考え直す。
イスラム教徒の人でも、自分の宗教をギャグのネタに使うんだあ。こんなに気さくに話しかけてくれるんだなあ、能面アジア人の僕にも。と、イスラム教徒に対するイメージが変わる。

途中から、30人兄弟の末っ子のエジプト人オジサンも加わる。
訛りが酷過ぎて何を言っているか分かんないので、その黒人の女の子に英語を英語で翻訳してもらう。
この子は、こんな訛りの強い英語でも理解できるのか。
ニューヨークで生きる為には、こういう訛りの強い英語も理解しないといけないのだなあ。としみじみ感じる。

っていうか、30人兄弟って。

お昼に考えていた、役に立つ立たない問題。今役に立たなかったらいつ役にたつんだろう、僕は今までほんとに何にも学んでいないような気がするのだけれど。

役に立つ役に立たないは結局、お金を稼ぐ能力に変わるかどうか。夏目漱石でいう「実際の問題」

このさき、大丈夫なのだろうか。と不安になる。

役に立つ役に立つって、結局は、お金を稼ぐ能力に変わるってことだと思うんだけど、そういう意味じゃあ、僕の場合、全くなんにも役に立ちそうなことを学んでない。

それにそういう気配がない。どうやってお金を稼ぐのだろう将来僕は。
夏目漱石風に言う「実際の問題」という奴か。かかか

図書館に移動し、日記を書いて、宿に戻る。

シャワーを浴びて、スパでかかってるようなヒーリングミュージックを聞きながら、2時就寝。

ABOUTこの記事をかいた人

現代アート好きドローンライター。日中英で影響力を持つ人物になるべく瞬発力を鍛える日々です。岐阜出身、大阪芸大卒。フィリピンで英語習得後、助成金を得て渡米、NYで修行しました。執筆実績:LIG,グノシー,DRONE MEDIAなど