ニューヨーク、メトロポリタン美術館でファッションの価値観を学ぶ

ニューヨーク旅行記 25日目

ニューヨークの現代アートギャラリー街チェルシーへ。

超リアルな女性水泳選手の彫刻を見て、テンション上がる。

制作映像を見たら、作者は、ほとんど何にもしていなかった。

作っているのは、鋳型を作る人とか、削る人とか、それぞれの職人さんたち。作者は、アイデアを出すだけ。命令するだけ。

だいぶ昔から、こういう傾向はあったけれど、この人もそうなのか。やっぱり、大切なのはアイデアなのだなと気づく。

18時、ギャラリー閉館。

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ふと、ファッションって、どうしてあんなに人を熱狂させるのかという長年の疑問が解ける。

服なんて、ただの服じゃん、着れたらいいじゃん、何が違うの、グッチとディオール。

ずっと、そう考えていたのだけれど、それでもずっとお客さんがつき続けるのには意味があると思っていた。でも、その意味が分からなかった。

ファッションとは、つまり、価値観のこと

ファッションとは、つまり、価値観のことだと思う。

「そうじゃないだろ?」「それでいいのか?」と、古い価値観に疑問を呈し、新しい価値観を提供し続けることで、ただの服が、ただの服じゃなくなる。

価値を提供し続けるから、お客さんがつき続ける。ブランドが長くなれば、ブランド自体の歴史も長くなるから、ブランドとしての価値も高まる。

人は、ブランドが提供するその価値観に感染し、熱狂する。

価値観とはスト―リーのこと

価値観って、何だろう。価値観って、歴史、物語、スト―リーのことだと思う。
これまででは見えそうもなかった、新しい未来を見させてあげる。それが価値観だと思う。

僕は、ずっと、人生に意味なんかない、人生は無意味だ、人生には価値がない。と考えてきた。事実、人生に生きる意味、価値なんてないのだと思う。

人生を価値を求めること自体が病的なこと、求める必要のない事を、求めるように、誰かに洗脳されているとも言える。でも、僕は、生きる意味、人生に価値を求めたい。求めずにはいられない。

意味がないなら、どうするか。

作るしかない、新しい価値観を、物語を、ストーリーを。

ただの服が、服としてだけじゃなく、価値を持って人々を熱狂させるように、ただの人生が、人生としてだけじゃなく、価値を持った素晴らしいものになるように。

自分の生きる意味を自ら作り出せる、新しい物語を常に作り続ける、そういう価値観を示す人間になれるように。

それって、ちょっと、自らが自らの人生の意味を作りだすなんて、ちょっと、神への挑戦的な行為で、傲慢なことでもあり、一生、幸せにはなれそうもない気もするけれど。どどど

現代アーティスト村上隆「現代美術を理解するには、文脈を勉強しなきゃいけない」の意味

村上隆が、「現代美術を理解するには、文脈を勉強しなきゃいけないよ。」
と言っていたけれど、それってようは、それまでの物語をストーリーを読みましょうね。っていうことだということに気がつく。

既に、桃太郎は、鬼が島で鬼を退治し終えている。

鬼がいなくなった後の世界では、何が起こるのか。

それを描かなきゃいけない。今晩のおかずの事を描いたって、仕方がない。文脈にそってないと、物語にならない。新しい物語、価値観を提供できなかったら、意味がない。

メトロポリタン美術館、古代ローマ人の勲章メダルから当時の価値観を知る

古代ローマ人の勲章メダルを見る。この当時の人たちにとっては、勲章メダルを貰う事に意味があったのだな。そういう価値観で生きていたのだな。

ものを見ただけで、その当時の人が、何を考えて生きていたのかが分かった気がする。そう考えると、美術品を保存するということは、価値観を残すという大切な意味がある事に気がつく。

21時、閉館。

スーパーで、サーモン寿司を買う。不味い。

スーパーで、サーモン寿司を買う。不味い。調理実習で作ったんか、これ!やる気のない生徒がぁあ!7ドル99セント。笑うしかない。

ゲストハウス、ムーンパレスに戻る。

たまに、はっ!と色々思いつくけれど、もともと鈍感だし、けっこう、ズレまくっているんじゃないか。と不安になる。

聖書の朗読を聞きながら、3時就寝。

↓メトロポリタン美術館の館内

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現代アート好きドローンライター。日中英で影響力を持つ人物になるべく瞬発力を鍛える日々です。岐阜出身、大阪芸大卒。フィリピンで英語習得後、助成金を得て渡米、NYで修行しました。執筆実績:LIG,グノシー,DRONE MEDIAなど