世界最強ニューヨーク現代アートギャラリー、ガゴシアンギャラリーへ

ニューヨーク旅行記 10日目

7月12日(金)

9時起床。

散歩に出る。今日も天気がよくない。体調がよくないのも天気のせいだと思う。

ゲストハウス、ムーンパレスに戻りシャワーを浴びる。

現代アートギャラリー巡りをするためチェルシーへ。

地下鉄の中で、日本人の顔したアメリカ人の女の子と目が合う。

怖い。同じ顔なのにネイティブ発音で英語ペラペラにしゃべる、しかも勝気。

なんだか身震いがするので、その子の事を見ないようにしよう。ううう

なんとなく、タイムズスクエア駅で降りる。

雨がパラパラと降り始める。

バッドマンのコスプレしたオッサンを見て、子供が泣いている。

タイムズスクエアのForever21で白人少女に絡まれる

なんとなく、Forever21に入る。地下2階のメンズ服売り場にいく。

白人少女に突然「あなたの服、可愛い!」と言われる。

僕は、カエルの顔が大きくプリントしてある真っ赤なTシャツを着ていた。「ママ―、このお兄ちゃんの服、可愛いよー!」と母親まで呼ばれる。母親にも「ほんとね。可愛いわね。」と言われる。

なんだかよく分からないけど、とにかく美人2人に誉められているので、テンション上がる。「ここで買ったの~?」と聞かれる。「フィリピンだよ。」と答える。

少女の態度が急変して「やれやれ。」みたいな顔される。少女、どっかへ走り去る。なんだったんだ、あのやりとりは一体。と一気にテンションが下がる。

店から外に出る。雨が本格的に降り始めている。ああ

世界最強、ニューヨークの現代アートギャラリー、ガゴシアンギャラリーへ

世界一のアートギャラリー、ガゴシアンギャラリーに行く。

やっぱり、会場が広い事に気がつく。

日本で言うとユニクロ2店舗分くらいの広さ。

これだけの土地を持てるという事は、これだけの土地を借りれる、もしくは借りれるお金があるということ。やっぱり、アメリカは凄いわ。と、しみじみ感じる。

作品を見るのが、楽しくなってきている。作品のクオリティが高いのはもちろんのこと、展示スペースが素晴らしい。広々としていて、落ち着いてみる事ができる。

一つのギャラリーに来るだけで、こんなにもたくさんの作品が見れたら、お客さんもきっと嬉しい。クーラーもきいてるし、涼みにいくか。位の感覚で来る人もいるんじゃないかと思う。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)へ

毎週金曜の16時45分からは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が入場無料なので、見にいく。

ジャクソン・ポロックの作品が想像していたよりでかくてビビる。

そいえば「モナリザ」を見た人が「想像したより小さかった」と言っていた。やっぱり、生で見ないと分からないこともあるんだな。と感じる。

美術館よりも、アートギャラリーで見た方が、作品鑑賞は楽しい。展示されている作品も、まだ美術館には収蔵されていないもので新鮮味がある。それに、ギャラリーは、お金がかからないし、警備員もいない。やっぱり僕は「ご自由にどうぞ」という雰囲気が好きだ。

現代アートは、パズルのようなものだと思う。

どの作品を見ても「なんなんだろうコレ?」という疑問から始まる。様々な要素、ピースを組み合わせていくと、全体像が見えてくる。そして「なるほど!」とそれぞれ違った答え、パズルを完成させる。

作品を一瞬で理解するのは、難しい。だって、アーティストは、その作品を作る為に何年、何ヶ月もの時間をかけている。だからそこ、理解するのには、時間がかかる。

でも、その代わりに、楽しめる時間も長い。何年たっても、新たな発見に巡り合える。それが、芸術作品の面白さなのかもしれない。

自称ギャンブラーはお金を賭ける、芸術家は生命時間を賭ける

「俺、ギャンブル好きなんです。」とかいう人がいるけれど、たいていは、ギャンブラーでも何でもないと思う。

なんでって、彼らが賭けているのは、所詮、金だから。金って、取り返そうと思ったら後からいくらでもとりかえせるもの。だけれど、芸術家は、彼らの作品に、彼らの人生、つまり「時間」を賭ける。

二度と取り返しがつかない、どうなるか分からない未来の為に「今」という「時間」を賭けているる。「時間」をかけられたものの強度はスゴイ。

簡単には崩れない重み、不思議な力が備わっている。たまに、「そこまでして、やることか?」と思う事もあるけれど、

それはやっぱり、芸術家の人たちは頭がおかしいからだと思う。おかしいからこそ、ありえない情熱、時間をかけられる。頭のおかしい人のやってる事だから、別に、芸術を尊敬とかする必要ないのかもしれない。

20時閉館、外に出る。

アーティストが作品を制作し発表する理由とは

何で、アーティストの人は作品制作をするのだろう。

そして、どうして、アーティストの人は制作した作品を発表するのだろう。家で一人でやってればいいじゃないか。

何のために彼らは、わざわざ個展を開いたりするのだろう。やっぱり、伝えたいのか。認めてもらいたいのか。お金が欲しいのか。

世の中には、物理的にお金になりえない種類のアートもあるのだけど、そういう種類の作品を制作している人は何のために発表するのだろう。なんでなんだろう。

ニューヨークの雨の音を録音

雨がかなり激しい。音をiPhoneでサンプリングする。

帰り、駅前のスーパーで韓国製のインスタントラーメンを買う。1ドル45セント。

ゲストハウス、ムーンパレスに戻り、ラーメンを食べようか食べまいか悩みながら結局、シャワーを浴びる。

12時就寝。

※おまけ、雨の日のニューヨーク※

ABOUTこの記事をかいた人

現代アート好きドローンライター。日中英で影響力を持つ人物になるべく瞬発力を鍛える日々です。岐阜出身、大阪芸大卒。フィリピンで英語習得後、助成金を得て渡米、NYで修行しました。執筆実績:LIG,グノシー,DRONE MEDIAなど